《刺繍とお菓子》2月はクレープ


2月2日はクレープの日。

昔々、小麦の種まきの前に、前の年にとれて余った小麦で、

クレープを焼いて、その年の豊穣を祈願したそうです。

まあるくて、大きくて、黄金色のクレープは太陽を連想させ、

その年の豊穣を祈願して食べられたそうです。


今回は、香ばしい焦がしバターと、甘酸っぱいオレンジで、

クレープシュゼットを作りました。

なんだか、外国のホテルで、朝食を食べている気分になりました。



そして、2月2日はキリスト教の祝日の「聖蝋祭」La Chandeleur の日でもあります。

小麦と蝋燭と、豊穣のお祈りと、マリア様と・・

どんな日なのだろう・・と、色々調べて見たり、自分なりに想像を膨らませたりして

作品を作りました。



春の目覚めを待つように、

シンと静まり返った2月の朝の、暗いけれど、もうすぐお日様が出てきそうな・・

そんな空気や色をイメージして、刺繍糸を選んで、混ぜました。


カットワーク、久しぶりだったので、

猫の手をお借りして、仕上げました。


(=^x^=)



カットワークって、ハサミを入れる時が、一番緊張しますよね。



うちの庭にも、秋にいただいた小麦を少し撒いておきました。

ぐんぐん芽を出し、根っこも元気です。

そして、猫らが美味しく、いただいております・・。



クレープって、なんだかすごく、楽しい気分になれるお菓子ですよね。

次の日曜日に焼いて、外国の朝ごはんごっこをまたしようかしら。



3月の刺繍とお菓子も、お楽しみに。


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- yazawado - 横浜からお届けする、刺繍とお菓子と、ときどき猫。

汽笛の鳴る横浜から、フランス刺繍での作品作りや、素朴なお菓子作り、愛猫のけだまととろろの成長記録をお届けします。